まいどです!小林です。

台湾には4種類の所謂ライギョが生息しています。

最も多く生息しているのがプラーチョン(ストライプドスネークヘッド)、タイ等東南アジア原産の外来種。

最も大きくなるのがトーマン(ジャイアントスネークヘッド)、こちらも東南アジア原産の外来種。

最もレアなのが野生の個体はなかなかお目にかかることのできない最大でも30cm程度の小型種、コウタイ。こちらは台湾在来種。

そしてプラーチョンの増加に伴い大きく生息数を減らしてしまった在来種、タイワンドジョウ。

 

タイワンドジョウは日本ではライヒーとも呼ばれています、日本に生息しているカムルチーよりも小型であり、たしか四国や九州に多くはないものの生息していたような気がします。

どうしても原産国のひとつである台湾でタイワンドジョウを釣りたいと長らく思っていたのですが、居る場所はわかってもその多くが私有池で釣り禁止の場所であったり、アスセスが不便であったりとなかなか行く機会がありませんでした。

しかし今回、台湾人スタッフのひとりが実家の近くの釣りOKの池にタイワンドジョウが居ると。

この前釣れたと。

 

・・・ということで、早速連れて行ってもらいました。

場所は桃園市にある野池。

台湾でタイワンドジョウが一番多く生息しているのが桃園です、南部の方では食用として養殖されていますが。

 

到着すると水草生い茂る、まさにライギョの住んでいそうな野池です。

しかしまず確認できたのはプラーチョン笑

本当に台湾各地に生息域を広げています、ちなみにスネークヘッドと総称されるこの魚たちは空気呼吸とエラ呼吸のダブル呼吸であり、例えば干ばつ等で今いる場所での生活が困難になれば多少地面を歩いて移動することも可能だと言われています、強い。

 

地域にもよりますがタイワンドジョウは最大でも60cm程度とされています、この池にいるのは30~40cm程度ということでルアーはチヌークSの4.5gをチョイス。

初めての場所、初めての魚にはとにかくスプーンが万能です、そして葦際にチヌークSを通してくると小魚たちが急にパニックに、と同時に、

 

 

たいわんどじょう (1)

 

 

たいわんどじょう (3)

 

 

タイワンドジョウきたーーーーーーーーーーー

30cmちょいとかわいいサイズですが、綺麗なタイワンドジョウ!

ずっと釣りたかった魚が釣れた時の喜びはひとしおです、めちゃくちゃ嬉しかったです。

台湾ではこの魚「一八八」と呼ばれています、それはなぜかというと

 

 

たいわんどじょう (2)

 

 

頭の紋様が一八八に見えるから、そのまんまですね笑

 

来月はコウタイを狙いに行こうと考えています、野生のコウタイを釣ったことがある人はそんなに多くないと思いますので、がんばって釣ってコウタイ情報をお届けできればと思います!