まいどです!小林です。
2019年7月、台湾中南部のダムへトーマンを釣りに行ってきました!
トーマン、所謂ジャイアントスネークヘッドです、でかいライギョです。
タイではチャドーと呼ばれ、東南アジアではルアーマン憧れのターゲットであると同時に、地域によっては食用となっています。
トーマンに限らずライギョは大型の淡水魚で上質なタンパク源であるため、意外と食用になっている地域が多いようです。
広大なエリアをボートで釣り流していきます。
現地で最もポピュラーな釣り方はフライボール撃ち、つまり子どもの群れを探して撃っていく、そして群れを守っている母トーマンの子どもを守る習性を利用してでかいトーマンを釣るという手法なのですが。
私は個人的にこの釣り方が気持ちよくなかったので、赤オレンジの綺麗なフライボールを横目にカバー撃ち、時々呼吸撃ちです。
(トーマンの赤ちゃんは体が赤オレンジがかっていてとてもかわいい)
朝一、呼吸も多く見られ魚っ気むんむん!
が、意外と釣れない!笑
そうこうしていると同船者がエラストマー素材のソフトペンシルでこの日初トーマン!
船上一気に大興奮です笑
そのポイントはカバーというよりもグラス、しかもやたらと硬く強いグラスが水中に繁茂しているエリアであり、最初はスピナーベイトを巻いていたのですがワイヤーのボールベアリングや各箇所に異常に細くて強いグラスが巻きつく巻きつく…
とても効率が悪い、のでもう何を釣るにしてもエースとなっているスプーン投入!
釣れました、60cmちょい、アベレージにも満たないくらいかもしれませんが嬉しい初トーマン。
3年前にもトーマンにチャレンジしているのですがその時は手元でバラし、実際に釣りあげたのは初です、感想はとにかく「太い」!!
そしてトーマンはやはり美しい、顔はかわいかっこいい。
ヒットルアー:チヌークS14g(ダイワ)
この後別艇で釣りをしていた友人から衝撃の報告、
ルアーにかかったアベレージサイズのトーマンにでかいトーマンが襲い掛かり、頭に噛みつき、襲われたトーマンがおなくなりに…
恐ろしやトーマン。
ということで、そのトーマンは我々がいただくこととなりました。
からあげ?竜田揚げ?
とりあえず言えることは、めちゃくちゃおいしかったです!
まったく臭みはなく、しっかりしたタンパクな身でした。
エキサイティングで太くパワフルなトーマン、釣り人を最高に興奮させてくれる魚です。